事業者挨拶

自然であること以上に、素晴らしいことはないと思います。人は、リラックスしている時ほど輝き、本来の力が発揮されます。しかし、仕事の場面では、正解や目標達成を捉えようとするあまり、力んでしまったり、承認を得るために無理をしたり、自分を守るために不自然な思考に陥ってしまったりする傾向があります。その力みに対して無意識であることも、非効率に繋がります。それらの力みを解放し、本来の自然な状態で仕事ができれば、人も事業も健全なものになると思います。

自然環境では、究極のマーケティングの仕組みが働いています。花は、自身の色と香りで虫を呼び、受粉をします。晴天と雨が交互に繰り返し、植物は成長できます。微生物から小動物、草食動物、肉食動物に至るまで、あらゆる生命は、寸分の狂いなく完璧な循環の輪の中に組み込まれ、互いに作用しています。ひとつひとつの生命は、その種で在ることを迷いなく極めており、生命の維持と種の存続を達成しています。

そう考えると、人間も、マーケティングやブランディングを作為的に行わなくても、自然に任せればうまくいくはずです。自然の生物になくて、人間にあるものは、思考です。〜〜であるべき、〜〜は間違っている、〜〜は正しい、〜〜は前例がない、〜〜はあってはならない、〜〜を達成しなければならない等の思考は、ビジネスで当然必要とされていますが、これらが、本来の魅力、特性、資産、機会を打ち消している可能性はないでしょうか。

当事者がそれを見抜くことは、相当困難であると言えます。「当然」という思考によって、無意識の中に封印されているためです。

そこで、私は、第三者の立場でその隠れた力みや葛藤を見つけ出し、本来の輝きや価値を引き出すことを命題にしました。それによって、お客様の仕事や人生がより豊かなものになれば幸いです。


斉藤広実

ビジネスライフプランナー
公益社団法人 いわき産学官ネットワーク 登録アドバイザー
一般社団法人 JBIA スタートアップアテンダント

経歴

筑波大学 国際総合学類卒業。マーケティングやブランディングを手がける制作会社でのプランナー、PwCアドバイザリー株式会社(現PwCアドバイザリー合同会社)での秘書、あらた監査法人(現PwCあらた有限責任監査法人)でのブランド&コミュニケーションを経て、東日本大震災を機にアジア・アフリカ・北欧を巡り、最終的にアフリカへ移住。「高品質なサファリ」をコンセプトに、タンザニアでツアー会社を起業。既存のルートの型を破り、ひとつとして同じプランのない、オーダーメイドのサファリ旅行をプロデュースした。欧米や中東資本の高級リゾートやグランピングの視察と選定、日本人向けガイドの育成、オンラインでの旅情報の提供に注力しながら、現地人の共同経営者、日本人・現地人スタッフらとともに7年間営業した。帰国後、アフリカで得た学びや着想を仕事や人生に活かすべく、落とし込み作業に当たる。自然で在ることと仕事との融合の提案のかたちとして、brain interpreterを起業。

 

 

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